福田総理辞任 最後にいい仕事をした!
福田総理の突然の辞任に、特に驚きはなかった。以前ブログに、「民主党代表戦が無投票になる公算なので、自民党総裁選を行ったら盛り上がるだろう」と書いた。頭の片隅にはあった訳だ。これで当分の間は、民主党は蚊帳の外。
福田総理の辞任は、「民主党、公明党、ふざけんな辞任」と言えるかも知れない。連立を組んでいる公明党(神崎氏)からは、「福田総理で総選挙は戦えない」という、辞任要求を示唆する発言が出ていたし、自民党内にも、その様な空気が蔓延していた事は確かである。又、テロ特措法の再延長をブッシュ大統領に約束したはいいが、野党・民主党は断固反対の姿勢であり、更に公明党が再議決に難色を示している為に、成立の見通しが立たない。その事が、辞任を決断した理由の大部分を占めるのではないかと思える。
テロ特措法の再延長に関しては、職を賭す覚悟で安倍前総理も臨むつもりだったが、小沢代表との会談を拒否され二進も三進も行かなくなり、表向きは体調不良という事で、前代未聞の代表質問前の辞任劇という形になった。福田総理にも根底には日米同盟重視があり、テロ特措法の再延長は頭痛の種だったに違いない。(米国の影がチラつかない訳でもないが・・・)
最後に、突然の辞任劇に対し、各野党の党首からは「無責任だ」と非難する声が上がっているが、解散・総選挙を睨んで、無責任な国会対応に終始しているのはどちらだろうか? 野党・民主党は、テロ特措法の再延長に代わる国際貢献(対案)を示すべきである。誰が何と言おうと、福田総理は、最後にいい仕事をした。このタイミングを選んだという点で、客観的に周りが見えている。ただ、洞爺湖サミット終了後が、ベストタイミングだった様な気がする。
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・福田内閣総理大臣記者会見 平成20年9月1日
福田総理の辞任は、「民主党、公明党、ふざけんな辞任」と言えるかも知れない。連立を組んでいる公明党(神崎氏)からは、「福田総理で総選挙は戦えない」という、辞任要求を示唆する発言が出ていたし、自民党内にも、その様な空気が蔓延していた事は確かである。又、テロ特措法の再延長をブッシュ大統領に約束したはいいが、野党・民主党は断固反対の姿勢であり、更に公明党が再議決に難色を示している為に、成立の見通しが立たない。その事が、辞任を決断した理由の大部分を占めるのではないかと思える。
テロ特措法の再延長に関しては、職を賭す覚悟で安倍前総理も臨むつもりだったが、小沢代表との会談を拒否され二進も三進も行かなくなり、表向きは体調不良という事で、前代未聞の代表質問前の辞任劇という形になった。福田総理にも根底には日米同盟重視があり、テロ特措法の再延長は頭痛の種だったに違いない。(米国の影がチラつかない訳でもないが・・・)
最後に、突然の辞任劇に対し、各野党の党首からは「無責任だ」と非難する声が上がっているが、解散・総選挙を睨んで、無責任な国会対応に終始しているのはどちらだろうか? 野党・民主党は、テロ特措法の再延長に代わる国際貢献(対案)を示すべきである。誰が何と言おうと、福田総理は、最後にいい仕事をした。このタイミングを選んだという点で、客観的に周りが見えている。ただ、洞爺湖サミット終了後が、ベストタイミングだった様な気がする。
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・福田内閣総理大臣記者会見 平成20年9月1日
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